人生色々ありすぎでしょ！
インドのリアルが垣間見える！！！
感想
今のインドとは変わっていると思うが、2008年のインドのリアルが垣間見えて面白い。
インドの社会問題である貧困や教育格差、人身売買、宗教的対立などのシーンは、今自分たちが置かれている状況を考えさせられる。
個人的に心に残ったシーンがある。主人公ジャマルがクイズ番組に出たシーンだ。今まで自分の身に起きたことが無駄じゃなく、役に立っていたことがとても心打たれた。
波瀾万丈の主人公を見ていると、そんなことまで起こるかぁ、自分が同じ境遇だったら堪えられないかも。でも、その波瀾万丈だからこそ周りの人を惹きつける魅力も備わるんだよなぁと思う。
映画の中で主人公が成長して変わるさま、インドの社会問題をうまく融合させているスラムドッグミリオネアは見応え満点だ。
もちろん音楽もストーリーにあわせたスピード感や感情移入してしまうほどのドラマティックなサウンドは耳に残ります。
とにかくエネルギッシュな映画なので細かい悩みは吹き飛ぶはずです。一度見てくださいね。
・スラムドッグ・ミリオネア（Slumdog Millionaire）
上映日：2009年04月18日
製作国：イギリス
上映時間：120分（2時間）
ジャンル：ドラマ/恋愛
監督、メインキャスト：ダニーボイル
デヴパテル
サウラブシュクラ
アニルカプール
ラジェンドラナートズーチー
あらすじ
インドの国民的人気番組「クイズ$ミリオネア」に出演したムンバイの青年ジャマールは、いかさまの容疑で警察に逮捕される。彼は無実を証明するため、問題の答えはすべて路上で生きながら学んだと、過酷な過去を語り始める。
おすすめポイント/シーン
ミリオネアの最後の問題を正解し、主人公が駅のホームで座り込んでいる時、そこへヒロインが現れ、キスをするシーン。
前回、直前で拐われて絶望から希望に変わり、ハッピーエンド終わり、救いがあってよかったと心底思った瞬間です！
レビュー
ミリオネアの質問と主人公の人生をリンクさせながら、進むストーリーで、司会者の罠や警察の不当な尋問、ヒロインを救い出すためにマフィアと戦ったり、見どころは盛りだくさんで、最後も救いがあり時間があっという間に過ぎるオススメの映画。
裏話
監督のダニーがカットをしたシーンがあった！
それは、主人公が下水道を通るシーン。トレインスポッティングの主人公が、麻薬を取り出そうと便器に入ってしまうシーンを彷彿させると懸念し、カットに至ったみたいです！
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