実話に基づく映画は、ただのエンターテインメントを超えた深いメッセージを持つことが多い。今回、私がピックアップした3つの作品は、それぞれが持つ独特の背景と登場人物の人生について、魅力的に紐解いてみます。
涙腺に直撃するエピソードが詰まったこれらの映画を見る際は、ティッシュの準備を忘れずに!
1. LION/ライオン ~25年目のただいま~(Lion)
あらすじ
インドの5歳の少年サルーが迷子に。25年後、オーストラリアの養父母のもとで育った彼がGoogle Earthを駆使し、実の家族を探す感動の物語。サルーの過去に対する強烈な思いと家族との絆が心を打つ。デーヴ・パテールの演技と、ニコール・キッドマンの存在感が映画の魅力を一層高めている。
感想
まず主演のデーヴ・パテールの演技が素晴らしいということです。彼はサルーの心情や苦悩を表情や仕草で見事に表現しています。特に、最後のシーンでは涙が止まりませんでした。また、ニコール・キッドマン演じる養母も印象的です。彼女はサルーを自分の子供として愛し、彼の決断を尊重しますが、その胸中には複雑な感情が渦巻いています。この映画は、家族とは何か、愛とは何かを考えさせられる作品です。
2. 戦場のピアニスト(The Pianist)
あらすじ
第二次世界大戦下、ワルシャワのユダヤ人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの苛烈な運命を描いた作品。ナチスの迫害を逃れながら音楽への情熱を失わない彼の生き様に感動。エイドリアン・ブロディの深みのある演技と、ロマン・ポランスキー監督の繊細な演出が見どころ。
感想
演のエイドリアン・ブロディの演技が圧巻だということです。彼はシュピルマンの苦難や絶望をリアルに表現しています。特に、ピアノを弾くシーンでは彼の感情が音楽に溢れ出ています。また、監督のロマン・ポランスキーもユダヤ人であり、戦争体験者でもあることから、この映画には彼自身のメッセージが込められています。この映画は、戦争の悲惨さや人間性を描いた名作です。
3. ハドソン川の奇跡(Sully)
あらすじ
2009年、離陸直後の航空機が鳥に衝突。その後のドラマを描いた実話。機長チェスリー・サレンバーガーが全乗客を救出する奇跡を起こす。トム・ハンクスとクリント・イーストウッドの組み合わせが、この感動の実話を見事に映像化している。
感想
主演のトム・ハンクスの演技が安定しているということです。彼はサレンバーガー機長の冷静さやプロフェッショナルさを見事に演じています。また、監督のクリント・イーストウッドも実際の事故の映像や音声を使って臨場感を高めています。特に、不時着水のシーンでは緊張感が伝わってきます。この映画は、ヒーローと呼ばれることに戸惑う機長の人間ドラマです。
関連する本やドキュメンタリーのおすすめ
LION/ライオン ~25年目のただいま~ 【本】
『A Long Way Home』 by Saroo Brierley
この映画の原作。5歳のときに迷子になったサルーが家族を探す旅を描いた自伝的物語。
【ドキュメンタリー】 『Google Earth’s Incredible Journey』
Google Earthの開発背景と、それが人々の人生にどのように影響を与えたかを探る作品。サルーの物語もフィーチャーされています。
戦場のピアニスト 【本】
『戦場のピアニスト』 by Władysław Szpilman
映画の原作。シュピルマン自らが記した、ナチ占領下のワルシャワでの生存記録。
【ドキュメンタリー】 『World War II in Colour』
第二次世界大戦をカラー映像で描いたドキュメンタリーシリーズ。ユダヤ人迫害やワルシャワの戦いも詳しく取り上げられている。
【H3】 ハドソン川の奇跡 【本】
『Highest Duty: My Search for What Really Matters』 by Chesley Sullenberger
機長サレンバーガーが不時着水事故やその後の人生を回想する自伝。
【ドキュメンタリー】 『Miracle on the Hudson』
1549便の不時着水と、それを成功させたクルーの勇気に焦点を当てたドキュメンタリー。
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最後まで読んで頂き、 ありがとうございます♪
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@everyday3850←他にもオススメ作品あります♪ ✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵